キャンプをはじめるにあたって一番重要な道具の一つがテント!
そこで、子連れ家族の為のおすすめテントをご紹介したいと思います。
今回ご紹介するのはパパママ(大人2名)+小学生低学年ぐらいの子供を想定しています。
おすすめテント(3人家族用)
テントを選ぶ際に重要なのはサイズ、素材、そして何よりも予算!
また、テントだけでなく、タープなどもそうですが、なかなか100点満点!!っというものは難しく、何かはできるけど何かはできない。
これは得意だけど、これは苦手。なんて事が往々にあるので、何かしら妥協しつつ一番お気に入りのテントを見つけてみてくださいね!
初心者の定番テントColeman(コールマン) BCクロスドーム/270
Coleman(コールマン) BCクロスドーム/270(税込18,090円)
◆仕様
●素材:フライ/75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水)、インナー/68Dポリエステルタフタ、フロア/210Dポリエステルオックス(PU防水)、ポール/(メイン)FRP約直径11mm、(フロント)FRP約直径11mm、(キャノピー)スチール約直径16mm×2 長さ170cm
●使用サイズ:約270×270×175(h)cm
●収納サイス:約直径25×75cm
●重量:10kg
●定員:4~5人用
●耐水圧:約1500mm(フロア/1500mm)
●仕様:前室、キャノピー、メッシュドア×2、コード引き込み口、ストームガード、ランタンハンガー、メッシュギアポケット
●付属品:キャノピーポール、ペグ、ロープ、ハンマー、キャリーバッグ
●2014年コールマン新商品
言わずと知れたコールマンの大定番テントですが、さすが定番!!っというオーソドックスな作り!
おすすめポイント
値段が安い
最近のテントはどんどん値段が上がっており、安いもので2万円ぐらい、高いもので20万とか30万とかします。
今後ずっとキャンプを続けるのであれば良いですが、よくわからないうちに高級なものを買う必要はないと思います。
コールマンBCクロスドーム/270は2万円ぐらいの大変購入しやすい価格のテントの一つです。
組み立てやすい
コールマンBCクロスドーム/270は本当にオーソドックスなテントなので設営も簡単。
初心者でも比較的簡単に設営する事ができます。(ただ、キャンプへ行く前に近くの公園などで絶対1度は立ててみましょう。)
その他
コールマンBCクロスドーム/270はテント本体(中)が縦横270㎝となっていますが、このサイズは大人4人ぐらいで使ってもまったく問題ないサイズです。
大人2名+子供1名であれば荷物の置き場も困りませんし、快適に使えるかと思います。
また、高さが大体170㎝~175㎝(一番高い所で)、一応大人も中で立てるぐらいあります。(背の高い方は難しいかも)
テントを立てる際には、下に敷くグラウンドシート(テントの底が傷つかない、地面からの湿気や地熱、冷気などを防ぐ為に使う)や、テントの中に敷くマット(地面の凸凹をなくして快適に寝れるようにする)も必須なので、こちらのようにセットになっているものを購入すると便利です。
グラウンドシートの代用としてブルーシートなどでもかまいませんが、大きさを合わせるのに折ったりしなければならずちょっと面倒なので最初からこちらが楽ですよ。
ちょっと気になるポイント
背が少し低くめ
コールマンBCクロスドーム/270は高さが大体170㎝~175㎝(一番高い所で)ぐらいなので、170㎝前後の方が一応中で立てますが、少し窮屈に感じるかもしれません。
前室はあまりない
”前室”というのは、テントの実際に寝る”インナーテント”と、”インナーテント”の上にかぶせる”フライシート”の間の部分をいいます。
テント(フライシート)の外側の部分を閉めた時に、部屋の部分(インナーテント)と扉の部分(フライシート)の隙間の所です。
ここの”前室”の部分というのは、主に靴を脱いだり、荷物を置いたりする場所なのですが、ここが広ければ広いほど色々置けるので非常に便利になってきます。(特に雨の日は)
コールマンBCクロスドーム/270のように前室があまりない場合には靴程度しかおけない為、荷物はすべてテントの中、あるいは別にタープが必要になってきます。
初心者の定番テントスノーピーク(snow peak) アメニティドーム(M)
●材質:フライシート/75Dポリエステルタフタ・PUコーティング耐水圧1800mmミニマム・テフロン撥水加工・UVカット加工、インナーウォール/68Dポリエステルタフタ、ボトム/210Dポリエステルオックス・PUコーティング耐水圧1800mmミニマム、フレーム/ジュラルミンA7001+A6061(直径12.8mm+直径12mm・前室直径11.8mm+直径12mm)
●セット内容:テント本体、本体フレーム長(×3)、前室フレーム(×1)、ジュラルミンペグ(17cm×18)、自在付ロープ(1.4m×2、2.5m×2、2又5m×2)、リペアパイプ、キャリーバッグ、フレームケース、ペグケース
●キャリーバッグサイズ:74×22×25(h)cm
●重量:8kg
こちらも初心者の定番テントですが、単一の種類で言うと恐らくキャンプ場で一番多いテントなのではないかと思います。(キャンプ場にもよりますが、ここ数年はコールマンとスノーピークが同じぐらいの比率で、スノーピークのテントはこのアメニティドーム、通称「アメド」が多いです。)
おすすめポイント
値段が安い
先程ご紹介したColeman(コールマン) BCクロスドーム/270に比べると倍近くの値段なので(Mの場合)、安くないじゃないか!っと思われるかもしれませんが、スノーピークは一般的にすべての物が他のメーカーよりも高額です。
その中にあって、このアメドは3万5千円ほどと(Mの場合)、かなりリーズナブルです。
組み立てやすい
アメニティドームは各ポールが色に分かれており、ポールの色と適正なスリーブ(ポールを差し込む所)の色が同じになっているので初心者にとても分かりやすくなっていて、設営しやすいです。
テント全体の背も低いのでフライシートなども簡単にかぶせる事ができます。
風にとても強い
アメニティドーム設計自体&背が低いので(Mで一番高い所が150㎝)他のテントよりもとにかく風に強いです。
遮蔽物があまりない広い高原のような所へキャンプをしに行く方は(それ以外の方ももちろん)、風がとても強いとテントが飛ばされてしまう危険性もあって大変ですが、アメニティドームであればそういった心配がほとんどないので安心です。
情報が入りやすい
アメニティドームはとにかく大人気のテントなので所有率がかなり高く、設営の仕方や便利な使い方などをネットで調べると他のテントよりも多く情報を集める事ができます。
前室がとても広い
先程説明した”前室”ですが、アメニティドームは前室がとても広いテントです。
靴やその他の荷物などもたっぷりおけますし、雨となった時もフロントパネル(前の扉の所)を跳ね上げ、小さくて低いイスやテーブルなどを使ったロースタイルであればなんとかその中で濡れずに食事などを取る事も一応可能です。(かなり狭いですがギリ親子3人で)
アメニティドームを購入される場合にはこういったセットがお得なのでおすすめです。(サイズはMがおすすめ)
ちょっと気になるポイント
かぶる率が非常に高い
アメニティドームはとにかく所有率が高いので、キャンプ場へ行った際、同じテントを使っている方が非常に多いです。
夏休みなど繁忙期の際には同じアメニティドームが非常に多くなるので自分のテントがどれだかわからなくなったりするので(特に子供は)、旗を立てるなり、見た目でワンポイント変えておくと良いかと思います。
背が非常に低い
先程も書いたように、アメニティドームは背がとても低いテントです。低いという事は風に強い事に繋がりますが、低いという事はテント内に入る時にかがまなくてはいけないという事でもあります。(中でも)
中で立ったまま着替えたい方などは他のテントを検討した方が良いかと思います。
アメニティドームは設営しやすい&前室が広いとても魅力的なテントですが、キャンプの時は何かとテントの出入りがあり、その度にいちいちかがむと腰が痛くなってしまうので、私と同じように何度もかがむとシンドイ方は、腰痛持ちの方は別のテントの方が良いかと思います。